インプラント
インプラントとは?
虫歯や歯周病、外傷などによって歯を失ってしまった場合に、 顎の骨に直接埋め込むチタン製の人工歯根を「インプラント(implant)」と言います。 今から約40年前、スウェーデンのブローネマルク博士がチタンと骨が結合することを発見したのがきっかけで 歯科治療に応用されるようになりました。
インプラント治療は従来の入れ歯やブリッジに比べて見た目や機能面で非常に優れており、 今では多くの方が行っているポピュラーな治療法です。歯周病などの歯科疾患や糖尿病などの全身疾患を抱えていなければ、 ご年配の方でも受けることができます。顎の骨とインプラントを生体的に結合させた後で人工の歯を装着するため、 しっかりと固定され、天然歯と同じように物を咬むことができます。 また、最新技術により色・形も天然歯と変わらないものを作ることが可能です。
インプラント治療の歴史
古代より人類には「歯を失ったあとも、再度歯を復元したい」という願いがありました。 それを表すように、古代文明の遺跡では歯の復元に使っていたとされる石や金属が発掘されているのです。 上記に記載したように、1950年代にスウェーデンのブローネマルク博士がチタンと骨が結合することを発見しました。 これが今日のインプラント治療の基礎となっています。 その後、数多くのインプラントが開発され、耐久性や信頼性が高まっていったのです。
インプラント治療の流れ
ステップ7.インプラントオペ(二次オペ)
治癒期間が過ぎて、骨と結合したら、歯肉の整形手術(二次オペ)を行います。 歯肉を切開し、人工歯を取りつけるためにアバットメントを連結し、歯肉から露出させ、歯肉の形態を整えます。